レバレッジ/証拠金率

少ない元手で大きく稼ぎたい方にとって、FX(外国為替証拠金取引)会社を選ぶ上でのポイント、レバレッジと証拠金率について掘り下げていきます。

高レバレッジ=儲かるではない

レバレッジ(leverage)とは、「レバー(lever)を使う」という意味です。そう、少ない力でも重いものを動かすことのできる梃子の原理です。FX(外国為替証拠金取引)においては、元手となる金額よりも大きな投資額をレバレッジにより得ることができます。元手が10万円とした場合、レバレッジ10倍で100万円、レバレッジ50倍で500万円となります。大きなレバレッジがあれば、それだけ大きな取引を行うことが可能となります。大きな取引を行えば、得られる儲けも大きくなりますが、損失も同じだけ大きくなります。FX会社が提示しているレバレッジは、可能レバレッジですので、「提示されたレバレッジで取引を行うことが可能」ということです。絶対に高レバレッジで取引しなければならないということではありません。レバレッジを正しく理解して、便利に利用しましょう。

可能レバレッジと実効レバレッジ

それでは実効レバレッジはどのように求めればよいのでしょうか。

例)
  100万円の元手で100万円の取引 ⇒ 実効レバレッジ1倍
  100万円の元手で1,000万円の取引 ⇒ 実効レバレッジ10倍
  100万円の元手で5,000万円の取引 ⇒ 実効レバレッジ50倍

とても単純です。可能レバレッジを超えて投資することはできませんが、実効のレバレッジは、投資した金額に依存します。儲けそしてリスクをコントロールするのは投資家自身であるといえます。

適切なレバレッジとは

ケース1

可能レバレッジ50倍、証拠金維持率50%の口座を開設しました。10万円を元手にレバレッジを最大限に使った取引をすることにしました。10万円は50倍のレバレッジにより500万円分の投資を可能にします。この500万円をすべて使って、1ドル100円の時に5万ドルを買いました。 この口座の証拠金維持率は50%です。つまり10万円の50%である5万円より証拠金がすくなくなるとロスカットルールが働きます。5万ドルが500万円から5万円を引いた495万円に交換される取引レートは、495万円÷5万ドルで1ドル99円となります。
すなわち、たった1円の値動きで元手の半分を失ってしまいます。

ケース2

ケース1とまったく同じ口座に同じく元手10万円を用意したとします。今回は100万円分の取引(1ドル100円の時に1万ドル買い)をしたとします。レバレッジ50倍ですので、必要とする証拠金は20,000円となり、その50%である10,000円でロスカットルールが適用されます。
10万円が10,000円まで減ってしまうとロスカットですので、相場が90,000円下落するまで取引は維持されます。1万ドルが100万円から90,000を引いた91万円に交換されるレートは、91円。9円の値動きに対応できます。大きな値動きに対応しながら中長期でポジションを保有する場合に有利となります。

ケース1のように高いレバレッジを最大限に活かして投資金額を多くすると大きな値動きに対応することが難しくなります。また、ケース2のように証拠金に余裕を持たせておくと値動きには対応しやすくなります。自身の投資スタンスにあわせてレバレッジを賢く利用しましょう。

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